2012年11月5日月曜日

放射能について


さて、放射能について。
事故から一年半以上がたって、未だ何にも解決していませんが、私の様に東京から沖縄へ避難した奴もいれば、関東のみならず、東北、福島県内でも、事故前と変わらず生活を続ける人もいます。
いったい何がどうなっているんでしょう??

私なりの意見を、少しずつ書いていこうと思います。




私達家族は、2011/3/13の昼頃に東京を離れました。
以後、私は仕事の事や引越の準備、様々な手続きの為に、数回東京に戻っていますが、家族はその日以来、関東には戻っていません。

今まで「一滴たりとも、一粒たりとも、もらしません!外には出しません!」と、豪語していたのに、漏れたとたんに「安全です。大丈夫です。」ですよ?「飲んでも食べても大丈夫!」とまで言い出したんですよ?
何故そんな事を信じるの人がいるのか?と思っていました。

でも、どうやら今は違いますね。
「何Svまでなら、何ベクレルまでなら安全か?」というのが、大事な様です。
そう、問題はどれぐらいまでなら放射能は安全なのか?が、人々の行動の違いになっています。そこに留まるのか?移動するのか?それを食べるのか?食べないのか?

結論から言えば、私の答えは「1ベクレルでも危険です。関東、東北のほとんどの場所には住むべきでは有りません。」となります。

本来こんな大きな問題は、正常な国家なら、国がしっかりと管理して、対策を施し、国民の安全を守ってくれるはずです。ほとんどの人がそう思っています。
ところが私は「そうじゃない。日本は国民を守ろうとしていない。」と言っているのですから、そりゃ「お前何言ってんだ」という人がいてもしょうがないですね。

放射能というのは色んな常識をひっくり返す様です。
「考え方は人それぞれだから」という人がいますが、考え方が違っても現実は変わりません。
毒を食えば死にます。当たり前です。
でも、放射能は「食っても死なない」人もいる様です。
目に見えない、においも無い、味も無い、しかもほとんどの核種は計れない(そこに有るかどうかもすぐには解らない)という、とてもやっかいな奴です。
それが生態系(食物連鎖)の中に入ってしまうと、ドコに有るかを調べるだけでも大変な手間がかかります。(だから、一滴も漏らしません!と言っていたのです)
これだけでもやっかいなのに、これに加えて、「放射能による被害を小さく見せようとしている連中がいる」という、とても大きな問題が有ります。

こんなこと、私も震災前には考えていませんでした。でも今は、考えなければ死にます。それが自分なのか、家族なのか、隣人なのか、自分の子供なのか、孫なのか、が解らないだけです。

早川某氏いわく「今、勉強しなければ死にます。」
私もその通りだと思っています。

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